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超簡単!フォークスタビライザーの作り方『所要時間はたった2時間』

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出典:http://mandms.shop-pro.jp/?pid=71518859

 

みなさんこんばんはでょおです。

 

チョッパーやカフェレーサーにカスタムしているバイク乗りのあなたに質問です。
フロントフェンダーってどうしてますか?

 

やっぱりフロントフェンダーレスにしてますか?
イケてますもんね。

 

でも実はフロントフェンダーレスにすると弊害があるのをご存知ですか?
多くのバイクのフロントフェンダーの裏にはフォークスタビライザーが入っています。

 

これを取り除く事で弊害が起こるのです。

 

スタビライザーとは


※分からない人向けの噛み砕いた内容になります。

フロントフォークスタビライザーはフォークブレース等とも呼ばれています。

バイクのフロントフォークは2本のフォークが独立して稼働しますよね。
フロントフォークスタビライザーはそれら2本のフォークを繋いで独立して稼働しないようにするものです。


得意のわかりにくいイラストで言うとこう。

 

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やっぱりわかりにくいなオイ笑

 

これでフロントのねじれ剛性をあげようという目的で採用されています。
純正ではフロントフェンダーのステーを兼ねていたりフロントフェンダー裏に直接スポット溶接されたりして付いています。


私のエリミネーター250SEはオールドドラッグレーサーをコンセプトにカスタムしています。
なのでオシャレな社外アルミビレットのフォークスタビライザー(フォークブレース)や無駄にかっこいいパイプタイプなんてつける気はさらさらありません。


古いドラッグレーサーのスタビライザーはアルミやステン板をプレスしたようなデザインになっています。
残念ながら私はめぼしい写真を持ってませんので是非ググって確認してみてください。


確認しましたか?
それでは早速、取りかかりましょう。

 

まず考えたのが汎用品・流用


まあ順当な考えですよね。
まずローランドサンズがかっこいいのを売ってます。
でもサイズが合うものがあるのか怪しいし、オールドスクールバイクににはくどすぎる。そして

 

なにより高すぎる。

この値段でも買う人がいるんだから余程の製品なんでしょうね。

 

他にもヤフオクでステンレスプレス品のかっこいいのが売っていました。
これが約6,000円。

 

安いんだけど今までフロントフェンダーレスでやってきて
気まぐれで取付けようと思ったパーツだと思うとやっぱ高い。

 

エリミネーター250SEは本命のバイクじゃないので安く、手間をかけずをテーマにカスタムしているので欲しかったけど我慢しました。

 

他車種のフォークスタビライザー(フォークブレース)の流用も考えましたが良いデザインでサイズが合う物が見つからなかったので断念しました。

 

 

フロントフォークスタビライザーの作り方


はじめに謝っておきます。ごめんなさい。

本当は記事にする程、手の込んだの内容じゃないと思います。

 

ただ簡単にできるのにだれも記事にしてなかったのでもったいないので記事にしようと思いまして。

 

流用や汎用品など色々探してみて考えた結果、

 

たしか純正フロントフェンダーってストックしてたよね。

ということを思い出しまして、

部品置き場兼簡易塗装ブース(という名の物置)に行ってフロントフェンダーを取ってきました。

エリミネーター250SEの純正フロントフェンダーはスタビライザーと一体に溶接されていました。


でもフェンダーとスタビライザーの隙間も沢山あるし、見たところスポットで数カ所止めてあるだけのようです。

マイナスドライバーをフロントフェンダーとスタビライダーの隙間に突っ込んでハンマーで叩いてペンチで引きはがしました。

 

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溶接部分が分かってしまえばドリルでその部分をぶち抜いて外すって方法もあります。

 


ちなみにエリミネーター250SEのフロントフェンダーとスタビライザーの溶接されていた部分はここ。
是非参考にしてみてください。

 

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外れると錆び錆びで汚いスタビライザーが取り外せます。
そのままでも良いって方や塗装して完成にするって方もいるかと思いますが叩き出しで作った後がかっこわるいので化粧します。

 

昔のスタビライザーはステンレス板をプレスしたデザインがかっこいいのですこしでもそれに近づけようかと思います。

 

ステンレス板の切り方

まずはステンレスの板をスタビライザーと同じ形に切り出します。
使用したステンレス板は0.5mm厚

 

ステンレスを下手くそがサンダーで切断すると焼き後が付きます。

なのでコンパネなどに貼付けて金ノコで切ります。

そうすると板が薄くてもきれいに切断できます。

 

スタビライザーにあてがってマジックでなぞって切り出します。

 

下地処理(足付け)をする

切り出して穴を開けたら裏面に下地処理をします。

持ってるペーパーで一番粗い目で擦ってください。

裏面は見えなくなる接着面なので豪快にどうぞ。


私はサンダーを使いました。

 

取り付け

後はスタビライザーに合わせて曲げて
スタビライザーの上にステンレス板を重ねてバイクに取付けます。

このときに純正のスタビライザーと切り出したステンレス板を脱脂しておきましょう。

 

そのままでは動いてしまうので隙間にシリコンコーキング(黒)を充填しました。

 

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コーキングはなんだかんだ便利なのでオススメです。
溶接するような強度がいらない部分など接着剤の代わりみたいにして使ったりもします。


後は乾くの待つだけ。

これで完成です。
簡単すぎでしょ!?

 

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実際、2時間もかからないと思います。
さらに全部家にあったもので作ったので材料費0円です。


手間やお金をかければもっと良い物はいくらでも作れるかと思いますが
手間もお金もかけずにこの完成度は大満足です!

 

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ステンレスなのでピッカピカ!
ちょっと曇ってますが。

 

ただこのフォークスタビライザー(フォークブレース)ですが一点不安要素があります。

それは

コーキングでどの程度接着されているか分からない

ということ。

要は取り外したとき純正スタビライザーと切り出したステンレス板がボロっとはがれちゃう可能性もなくはない訳です。

まぁステンレス板はただの飾りなので剥がれちゃっても何も問題はありませんよね。

 


何もない方がかっこいいのは間違いないですが
フェンダーレスにしてスタビライザーなしで
剛性不足を感じたりする方は是非トライしてみてください。

 

それではみなさんまた!

 

 

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